2025.12.25
「とりあえず応急処置じゃなくて、ちゃんと直したくて…」 「とりあえず応急処置じゃなくて、ちゃんと直したくて…」 土岐市下石町にお住まいのお客様から、雨漏りについてのご相談をいただきました。 築年数は約30年。これまで大きな屋根工事は行っておらず、最近になって雨が強い…
「最近、天井にシミが出てきて…雨漏りかもしれません」
多治見市昭栄町にお住まいのお客様から、
そんなご相談をいただきました。
築約20年。
大きな屋根工事はこれまで一度もしておらず、
「きちんと直したい気持ちはあるけど、
とのことで、今回はドローンを使った現地調査を行いました。
屋根は普段見えない場所だからこそ、
不安を“見える化”することがとても大切です。
調査でまず目についたのが、
瓦のひび割れです。
一見すると小さなひびですが、
瓦は雨を受け止める最前線。
このひびから雨水が入り込むと、
内部の防水層までダメージが及んでしまいます。
もうひとつ確認できたのが、
瓦表面の塗装の剥がれです。
色あせているだけのように見えますが、
実はこれも雨漏りにつながるサインのひとつです。
瓦は長年、
・紫外線
・寒暖差
・雨風
を受け続けています。
特に築20年前後になると、
素材が少しずつ硬くなり、
衝撃や動きに耐えきれずひびが入りやすくなります。
瓦の塗装は、
防水性を高めるための“コーティング”の役割。
年数が経つと塗膜が劣化し、
剥がれることで瓦自体が水を吸いやすくなります。
これが、見えない劣化の始まりです。
これらを放置すると、
・雨水が瓦の下に回り込む
・下地の防水シートが劣化
・野地板(屋根の下地材)が腐る
といった流れで、
被害が屋根全体へ広がってしまいます。
最初は「少しの雨漏り」でも、
修理の規模と費用が大きくなるケースは少なくありません。
今回のお宅では、
今後も安心して住み続けたいというご希望を踏まえ、
カバールーフ工法をご提案しました。
今ある屋根の上に、
新しい屋根材をかぶせる工事方法です。
・既存屋根を撤去しないため工期が短い
・廃材が少なく、費用を抑えやすい
・屋根が二重構造になり、防水性・断熱性が向上
「全面的な葺き替えまでは考えていないけど、
しっかり直したい」という方に選ばれることが多い工法です。
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