2025.12.16
【ガルテクト平葺き中に雪止めを取り付け】 ガルテクトの平(ひら)を葺き進めると同時に、今回は雪止め金具を設置しました☝️雪止めとは、屋根の上に積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぐための金具のこと。ガルテクト専用形状でしっかり固定でき、外れにくい構造になっています🙂✨落雪事故の防止…
今回施工している屋根には谷部(たにぶ)があります。
谷部は、屋根と屋根がV字に交わり、雨水が最も集中して流れる場所です。
雨漏りリスクが高い箇所のため、丁寧で確実な施工が欠かせません。
まずはガルテクト専用の谷板金(たにばんきん)を、軒先から棟方向へ向かってまっすぐ取り付けていきます。
谷板金は雨水をスムーズに樋へ流す“排水ルート”となる重要部材です。
谷板金が重なるジョイント部にはコーキングを施し、水の逆流をしっかり防止してから仕上げています。
谷板金の上には、左右から平材(ひら=ガルテクト本体材)をバランスよく取り付けていきます。
ここで特に大切なのが、
谷板金への“重なり寸法”を一定に揃えること。
これが乱れると、
・見た目がガタついてしまう
・雨水が逆流して谷部に滞留し、雨漏りの原因に
といったリスクが生じます。
そのため、職人が一枚ずつ寸法を確認しながら、カット・加工・取り付けまで丁寧に進めていきます。
谷部の平材は、形状の関係でどうしても切り口が見えてしまう部分が出ます。
そのままでは雨水が入り込む可能性や見栄えの問題があるため、専用の谷用キャップを上から被せて仕上げます。
これにより、
・切り口をしっかりカバー
・雨水の侵入を抑制
・仕上がりの美しさが向上
といった効果が期待できます。
雨が集中する谷部は、屋根全体の中でも特に繊細な施工が求められる箇所です。
専用部材と確実な加工を組み合わせることで、長く安心できる雨仕舞いを実現しています。
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