2026.09.26
多治見市京町・築約35年の瓦屋根 「瓦がずれているんじゃない?」ご家族からそんな一言があり、そこから屋根の状態が気になってご相談いただくケースがあります。 今回、多治見市京町でご相談いただいたお住まいも、息子様から「瓦がずれているから、直した方がいいんじゃない?」と言われたことが…
前回に引き続き、可児郡御嵩町のお客様のお住まいで行っている、塀瓦の葺き替え工事の様子をご紹介します😊
前回は、長年使用されてきた古い瓦を撤去し、瓦の下にある土や木下地が見えるところまで作業を進めました。
築35年ということもあり、瓦だけでなく、その下にある部分にも長年使用してきたことによる経年劣化が見られました。
今回は、古い瓦を撤去した後の状態から、新しい野地板の施工、防水紙の施工、桟木の取り付け、谷板金の施工まで進めていきます🔨
屋根の葺き替え工事というと、新しい瓦を並べていくところを想像される方が多いかもしれません。
ですが、実際には瓦を葺く前にも大切な工程がたくさんあります。
普段は瓦に隠れていて見ることのできない部分だからこそ、一つひとつの工程を丁寧に進めていきます🏠✨
古い瓦や土を撤去した後は、まず屋根の下地を整えていきます。
長い年月の間、雨や風、紫外線などの影響を受けてきた屋根は、表面の瓦だけでなく、その下にある木材にも傷みが出ていることがあります。
そのため、瓦を撤去した状態で下地を確認し、必要な部分を整えてから新しい材料を施工していきます。
こちらは、新しい野地板を施工している様子です。
野地板とは、屋根材の下に施工する板状の下地材のことです。
この上に防水紙や屋根材を施工していくため、屋根を支える土台として重要な役割をしています。
新しい野地板をしっかりと固定し、これからの工程に進むための下準備を整えていきます。
完成すると瓦に隠れてしまう部分ですが、屋根を長く維持するためにはとても大切な工程です😊
こちらの写真では、新しく施工した野地板の状態がよく分かります。
葺き替え工事では、古い瓦を撤去して初めて確認できる部分も多くあります。
そのため、ただ新しい材料を取り付けるのではなく、既存の下地に傷みがないか、しっかり固定されているかなどを確認しながら作業を進めます。
屋根は完成してしまうと、こうした下地を見ることはできません。
だからこそ、瓦を葺く前の段階で状態を確認しておくことが大切なんです☝️
今回も、これから長く安心して使っていただけるよう、下地を整えて次の工程へ進みます。
こちらは、防水紙を施工している途中の様子です。
防水紙は、屋根材の下に敷くことで、瓦の隙間などから入り込んだ雨水が建物内部へ侵入するのを防ぐ役割があります。
屋根材が雨を受け止める一方で、防水紙がその下で雨水を受け止める、というイメージです😊
特に今回のように雨漏りのご相談から始まった工事では、この防水部分をしっかり施工することが重要になります。
防水紙は最終的には瓦の下に隠れてしまうため、完成した屋根を見ても確認することはできません。
しかし、屋根を守るためには欠かせない大切な材料です。
重なり部分などにも注意しながら、屋根の形状に合わせて丁寧に施工していきます。
こちらは、防水紙の施工が進んだ状態です。
屋根全体が防水紙で覆われているのが分かりますね。
屋根には雨水が流れる方向や、雨水が集まりやすい部分があります。
そのため、防水紙をただ敷くだけではなく、屋根の形状や水の流れを考えながら施工することが大切です。
この工程を丁寧に行うことで、これから施工する瓦と合わせて、雨水から屋根を守る仕組みを作っていきます☔
普段は見えない部分ですが、こうした下準備があるからこそ、仕上がった屋根を安心して使っていただけます✨
桟木は、防水紙の上に取り付ける木材で、これから施工する瓦を安定して納めるための大切な部材です。
瓦の大きさや屋根の勾配などに合わせて位置を確認しながら、適切な間隔で取り付けていきます。
瓦をきれいに並べるためにも、この下地づくりは重要です。
一見するとシンプルな作業に見えますが、瓦を正しく納めるためには、こうした細かな部分もしっかり施工する必要があります😊
谷とは、屋根と屋根が合わさって低くなっている部分のことです。
雨が降ると、屋根に落ちた雨水がこの部分に集まって流れていきます。
そのため、谷部分は屋根の中でも特に雨水が集中する場所です。
そこで使用するのが谷板金です。
谷板金には、集まった雨水を適切に排水する役割があります。
雨水が屋根内部へ入り込まないよう、防水紙や周囲の下地との納まりを確認しながら施工していきます☔
今回の工事でも、こうした雨水が集まる部分をしっかり整え、新しい瓦を葺く準備を進めています。
ここまでの工程で、古い瓦を撤去した屋根に新しい野地板を施工し、防水紙を敷き、瓦を固定するための桟木を取り付けました。
さらに、雨水が集まる谷部分には谷板金も施工しました。
こうして見てみると、瓦を葺くまでにもたくさんの工程があることが分かりますね😊
屋根は完成すると、表面の瓦しか見えません。
しかし、その下には野地板・防水紙・桟木など、屋根を支えるためのさまざまな材料が使われています。
特に雨漏り対策では、表面の瓦を新しくするだけでなく、瓦の下にある防水や下地をしっかり整えることが大切です。
今回も一つひとつの工程を確認しながら、丁寧に施工を進めました💪
次はいよいよ、新しい三州陶器瓦を葺いていく工程へ進みます!
古い瓦が撤去され、下地から少しずつ新しく生まれ変わってきた塀が、どのように仕上がっていくのか。
完成までの様子を引き続きご紹介していきますので、ぜひ次回もご覧ください😊🏠✨
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