多治見市脇之島町にて築37年の日本瓦屋根で漆喰崩れを確認。棟の積み替え工事で長持ち屋根へ！

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施工事例
多治見市脇之島町にて築37年の日本瓦屋根で漆喰崩れを確認。棟の積み替え工事で長持ち屋根へ！

工事のきっかけ

多治見市脇之島町にお住まいの70代ご夫婦より、「屋根から白い破片のようなものが落ちてきた」とのお問い合わせをいただきました。
築37年が経ち、これまで大きな屋根メンテナンスはされていなかったそうです。
「このまま放っておいて大丈夫？」と心配されてのご相談でした。

調査では、棟部分の漆喰（瓦の隙間を埋め防水する素材）が剥がれ、内部の葺き土（ふきつち）が湿気を含んでボロボロに…。
このままだと、雨漏りや瓦のズレにつながる恐れがありました。
今後20〜30年安心して住めるよう、棟の積み替え工事をご提案し、ご契約となりました。

多治見市棟瓦取り直し,漆喰取り直し,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 棟瓦取り直し,漆喰取り直し,屋根材(瓦)

施工期間: 約２週間

使用材料: 既存屋根瓦・南蛮漆喰・銅線

築年数: ３７年

工事費用: ８０万円

■ 現地調査の様子

現場確認では、棟部分の漆喰の剝がれ・棟瓦のズレ・銅線の錆びを確認。
漆喰が落下していた部分は内部の土が見えており、強風時には瓦が動いてしまう危険もありました。

🔧棟の積み替え工事スタート！

まずは既存の棟瓦（屋根のてっぺん部分）を慎重に取り外します。
古い銅線を外し、漆喰の破片や崩れた土をすべて撤去します。

🪣古い葺き土を撤去

内部の葺き土は長年の湿気で固くなり、雨水を多く含んでいました。
このままでは内部に水分が残り、雨漏りを引き起こす危険があります。

♻️既存の瓦を再利用

お客様のご希望で、状態の良い瓦はそのまま再利用。
廃棄を減らしつつ、コストも抑えられる施工です。

⚠️雨漏り寸前の危険信号

撤去した内部は、崩れた土や劣化した漆喰が混ざり合っていました。
この状態では、すでに雨水の侵入が始まっていた可能性もありました。

🧹古土撤去完了！

古い葺き土をすべて撤去し、下地を整えます。
この作業はすべて手作業で行い、細かい部分まで丁寧に仕上げます。

🧱鬼瓦の固定

棟の両端にある鬼瓦（おにがわら）は、強風時の落下防止のために銅線でしっかり固定。
最も重要な安全作業のひとつです！

🧩棟積み直し

新しい南蛮漆喰（防水性の高い素材）を使用し、瓦を積み直していきます。
既存瓦を生かしつつ、内部は最新の施工方法で耐久性を強化。

🔩銅線でしっかり固定

積み上げた瓦を銅線でしっかりと固定。
地震や台風などの揺れにも強く、長く安心して暮らせる構造に仕上げます。

🏗️のし瓦積み完了！

棟の中段部分（のし瓦）を美しく積み上げ、ラインを整えます。
遠くから見てもまっすぐで美しい仕上がりに✨

👑冠瓦設置・完工！

最後に最上段の冠瓦を設置し、銅線でしっかりと固定して完成です🎉
仕上がりを見たお客様からは「まるで新築みたい！」と笑顔で喜んでいただけました。

今回の棟の積み替え工事では、漆喰の剝がれと葺き土の劣化を解消し、
今後の雨漏り・風害対策も万全な屋根に生まれ変わりました✨

お客様からも「これで台風が来ても安心です😊」との嬉しいお声をいただきました。
街の屋根やさん可児店では、定期点検（2年に1回）や10年保証も行っています。
屋根の不安や漆喰の剥がれなど、気になる症状があればお気軽にご相談ください🌈

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