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現場ブログ
土岐市土岐津町からお問合せ。瓦がズレてる？棟の銅線切れが原因かも。現場調査に行ってきました

瓦がズレてると思ったら…まさかの棟崩れ？！

「瓦がズレてるみたいなんですけど…💦」とお問い合わせをいただき、早速現地調査へ💨。お客様は築50年の平屋にお住まいの70代のお母様と40代の娘様👩‍👩‍👧。もともとは陶器を作る会社をされていましたが、お父様の他界後、建物の老朽化が進んできたとのこと🏚️。「あと10年住めればいい」とのことで、できるだけ費用を抑えて直せる方法を一緒に探ることになりました🔎。

現調で発覚！棟の銅線が切れ、のし瓦が飛び出していた😨

現場に到着し屋根をチェックすると…「ん？これはただのズレじゃないぞ？🤔」嫌な予感が的中。棟の頂点部分で瓦を固定している銅線が経年劣化で切れてしまい、のし瓦が固定を失って大きく飛び出している状態でした‼️

のし瓦とは、棟を形成するために積まれている平たい瓦のこと。これが飛び出してしまうと棟の安定が崩れ、最悪の場合は瓦が屋根から落下する恐れもあります⚠️。

実際、飛ばされたのか所々瓦が無くなっており、「瓦がない！😱」と慌てて地面を探しましたが見当たりませんでした💦。強風や長年の劣化で飛散してしまった可能性が高いです🌀

棟の銅線が切れると何が起こる？💡

棟を固定している銅線は、長年の風雨や金属の腐食（酸化）によって切れてしまうことがあります💧。では、銅線が切れると何が起こるのでしょうか？
• のし瓦が固定されず、ズレたり飛び出したりする。棟の形が崩れ、瓦が不安定になります。
• 風を受けやすくなり、さらに崩壊が進む。固定力が落ちた棟は強風時にさらに崩れやすく、被害が拡大します。
• 最悪の場合、屋根の防水機能が低下し、雨漏りのリスクが上がります🌧️。棟のズレによって屋根の防水機能が損なわれ、雨水が侵入しやすくなります。

お客様は当初「瓦がちょっとズレているだけ」と思っていましたが、実際には棟内部の崩壊が進行していました💦。このまま放置すれば、次の強風や地震でさらなる被害（瓦の崩落や雨漏りなど）につながる恐れがあります⚠️。

今回の提案：棟の積み替え工事で値打ちに修理！💰

幸い屋根全体の劣化は棟以外それほど酷くありませんでした。お客様の「あと10年もてば十分」というご希望もあり、無駄にコストをかけず現状の瓦を活かして棟部分を積み替える工事をご提案しました✨。いわゆる「棟取り直し工事」とか「棟の積み直し」と呼ばれる施工です。
• 既存の瓦を極力そのまま使用し、費用を抑えて修理する。健全な瓦材は再利用し、新規材料を減らします。
• 紛失・破損した瓦は近い色・形状の瓦で代用する。欠けた部分だけ新品瓦で補い、見た目を揃えます。
• 棟の銅線を新調し、しっかり固定し直す。新しい銅線と必要な葺き土・漆喰で棟瓦を固定し直します。

この棟の積み替え工事では、既存の棟瓦を一度撤去し、新しい銅線や葺き土で棟瓦を再度積み直すとともに、破損している瓦は新しいものに交換します。こうすることで無駄な出費を抑えつつ、屋根の安定性を取り戻すことができます👌。

お客様にも「なるべく費用を抑えて修理できるなら、その見積もりでお願いします！」とご納得いただけました😊。

瓦のズレは放置NG！早めのチェックが大事🚨

「瓦がズレていると思ったら、実は棟の崩れだった…！」というケース、意外と多いんです💡。特に築年数が長いお宅では棟の銅線が切れている可能性が高いので要注意です⚠️。

☑ 瓦がズレている気がする🤔
☑ 強風の後に屋根の様子が変わった気がする🌀
☑ ここ数年、屋根を点検していない💦

もしひとつでも思い当たることがあれば、一度専門家に見てもらうのがオススメです❗「ちょっと気になる」くらいのタイミングで相談するのが、結局は修理費を抑えるコツですよ👍。

気になる方は、お気軽にご相談くださいね📩✨