
2025.03.24
【現場調査】「勝手に見てきてください」で確認した空き家の屋根状況🏚️ 今回は、可児市大森台の築40年以上・現在空き家になっているお宅の調査。お問い合わせくださったのは、お住まいではない娘さんから。「山側の給湯器の上あたりが腐ってるみたいで…もう住んでないので、現地は…

春日井市坂下町にお住まいの70代女性から、雨漏りに関するご相談をいただきました。築40年ほどの2階建て住宅で、大分前から天井に雨染みが見られるとのこと。過去にコーキング(防水用の充填材)を使った修理を行ったそうですが、雨漏りが完全に収まることはなかったようです。
「チラシを見て問い合わせた」というお客様の声を受け、迅速に現場調査を行うことになりました。
現場調査には、ドローンを使用しました。屋根の上に直接上がることなく、高所や見えにくい箇所まで精密に確認できるため、安全かつ効率的です。
調査の結果、棟(屋根の頂上部分)の面戸(接合部分)がコーキング材でびっしりと埋められている状態を発見。このような施工は、屋根工事の知識がない業者によるものと推測されます。コーキング材は一時的な補修には適していますが、棟全体を覆うような使い方は雨漏りを防ぐどころか逆効果です。
注意点:
•コーキング材は適切な箇所で使用することが重要です。
•棟部分は、屋根全体の防水性や強度を支える要となる部分。適切な施工が求められます。
1.屋根の葺き替え工事
屋根全体を新しい材料に取り替えることで、雨漏りを根本から解消します。
2.棟の修理(7寸丸への交換)
7寸丸(曲線状の棟瓦)を使用して、美観を保ちながら強度を向上させます。これにより雨漏りのリスクが大幅に軽減されます。
3.外壁塗装・雨樋交換(オプション)
屋根工事と同時に行うことで、建物全体の保護性能を高めます。
お客様に今後の住まい方をヒアリングしたところ、「あと数年は住む予定だが、その後は誰も住む予定はない」とのことでした。この情報をもとに、長期的な視点だけでなく、費用対効果を考慮した施工プランをご提案しました。
雨漏りは早めの対策が肝心です
「少しの雨漏りだから」と放置していると、家全体に大きなダメージが及び、修理費用がかさむ原因になります。今回のように早めにご相談いただければ、被害を最小限に抑えることが可能です。
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