2025.12.24
「屋根の漆喰が落ちてきていて、ちょっと気になっていて…」 「屋根の漆喰が落ちてきていて、ちょっと気になっていて…」 瀬戸市市場町にお住まいのお客様から、そんなご相談をいただきました。 築約25年。雨漏りはまだ起きていないものの、「このまま放っておいて大丈夫なのか不安…
「雨漏りしているので、きちんと直したくて…」
多治見市生田町にお住まいのお客様から、
そんなご相談をいただきました。
築年数は約30年。
これまで大きな工事はしておらず、
最近になって雨の日に室内へ水が回るようになったとのこと。
今回は、屋根に直接上らずに状態を確認できる
ドローンによる現地調査を行いました。
上空から屋根を確認すると、
いくつか気になるポイントが見えてきました。
屋根全体を見てまず目についたのが、
瓦にびっしりと生えた苔(こけ)です。
特に日当たりの悪い面を中心に、
瓦の表面が緑色に変わっていました。
さらに調査を進めると、
屋根の一番高い部分である棟(むね)が
まっすぐではなく、わずかにずれている状態も確認できました。
この2つが、雨漏りに深く関係していました。
苔は、
・湿気が多い
・水が乾きにくい
・表面がザラついている
こうした条件がそろうと発生します。
築30年前後の瓦は、
表面の防水性能が落ちてくるため、
水を含みやすくなり、苔が根を張りやすくなります。
苔が生える=常に屋根が湿っている状態。
これは屋根にとって、あまり良い状況ではありません。
棟は、
瓦と瓦をつなぎ、屋根の頂点を守る重要な部分です。
しかし、
・地震
・台風
・長年の風雨
これらの影響で、内部の固定力が弱まり、
少しずつずれてしまうことがあります。
苔が生えた状態を放置すると、
瓦の下に水が回りやすくなり、
防水紙(屋根の内側で雨を止めるシート)の劣化を早めます。
また、棟のずれを放置すると、
・雨水の侵入口ができる
・瓦が落下する危険がある
・雨漏りの範囲が広がる
といったリスクが高まります。
「まだ少しだから大丈夫」
と思っているうちに、
屋根の内部では静かに傷みが進んでしまいます。
今回の調査結果と、
「雨漏りしているので、きちんと直したい」
というお客様のお気持ちを踏まえ、
葺き替え工事をご提案しました。
既存の瓦をすべて撤去し、
下地・防水紙・屋根材を新しくする工事です。
・雨漏りの原因を根本から解消
・屋根全体の耐久性が上がる
・今後のメンテナンスの不安が減る
というメリットがあります。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん可児店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.