
2025.06.27
中古住宅を購入しての新生活…だけど、まさかの雨漏り 今回ご紹介するのは、多治見市北丘町で行った屋根の葺き替え工事の現場です。お客様は築37年の中古住宅を購入されたばかりの30代の奥さまとお子さまのご家庭。新しい生活にわくわくされていたそうですが、入居後まもなく「天井に染みがある&…

可児市にお住まいのお客様より、
「雨漏りしているようなので、屋根の状態をしっかり見てほしい」
というご連絡をいただきました。
屋根は普段見る機会が少ないため、気づいたときには劣化が進んでいるケースがほとんど。今回は、ドローンを使って屋根全体を上空から撮影・点検し、状況を詳しく確認しました。
調査写真を確認すると、屋根のほぼ全体にびっしりと苔が繁殖しているのが確認できました。
屋根材が常に湿った状態になり、劣化が加速
含水した苔が凍結・膨張することで屋根材を破損
防水性が下がり、雨漏りしやすくなる
屋根に苔が生えるというのは、防水性の低下を知らせるサインです。築年数の経過や塗膜の劣化により水分が残りやすくなり、そこに苔が定着してしまうのです。
さらに、屋根の最上部「棟瓦(むねがわら)」の隙間から草が伸びている様子も見つかりました。
棟の隙間に湿気・土が溜まり、構造が傷む
根が棟内部に入り込み、瓦を押し広げる
雨水が侵入しやすくなり、雨漏りにつながる
棟の漆喰が劣化してできた隙間に、風で飛ばされた種が入り込むと、土埃と水分を養分にして草が生えてしまうことがあります。
棟は雨の影響を受けやすい場所でもあるため、早期の対処が重要です。
屋根の棟周辺では、古くなった漆喰がポロポロと落ちている様子も確認されました。
<漆喰の剥がれが引き起こすトラブル>
漆喰は瓦の固定と防水の両方を担っており、劣化すると瓦のズレ・落下、さらには雨水の侵入につながります。これが原因で、屋根下地や内部構造が腐食し、大規模な修繕が必要になるケースも少なくありません。
調査の結果、苔の繁殖・棟の草・雨漏りという三重の問題が明らかになりました。
お客様からは「これ以上ひどくなる前に、しっかり直して安心できる状態にしたい」とご要望をいただきました。
そこで今回は、屋根全体の「葺き替え工事」をご提案いたしました。
葺き替え工事とは、既存の屋根材をすべて取り外し、下地から新しい屋根材に交換する大がかりな工事です。
✅ 完全に防水機能を回復
✅ 屋根が軽くなり、地震に強くなる
✅ 雨漏りの心配がなくなり、長く安心して暮らせる
築年数が経過し、雨漏りや苔・草といった劣化が進んでいる場合には、部分補修よりも屋根全体をリフレッシュできる葺き替え工事が最適です。
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