
2025.02.15
多治見市内での現場となります!既存の瓦を使用の棟の積み直しとなります!この度は弊社にご依頼頂き、ありがとうございます🙇安心、安全、丁寧な仕事をさせて頂きます!よろしくお願い致します🙇 今年は珍しく雪が多いです。 2月前半寒かったですね🥶毎朝のように雪が積もっていたような気がします…

この度ありがたきご縁で、村国神社の境内にある建物の瓦屋根修理をさせていただきました!
神社総代様より、
「屋根の鬼瓦が傾いて見えるんだけど、地上に落ちてこないだろうか?心配だから調べてほしい」
とのご依頼で現地調査、工事という運びになりました。
現地調査に行くと、確かに鬼瓦が前傾しているように見えます😳
鬼瓦を多少傾けて設置する事はありますが、
今回の不安要素は、陸棟(のし瓦を積み上げている屋根の頂上部)と鬼瓦の接地部分に空間が見える事でした。
鬼瓦は、屋根の野地頂上部に銅線等で固定するのですが、この様な見え方だと、もしかしたら棟内部の固定線が断線してるのではないかとの可能性を疑います。
よくある事案ではありませんが、全くない訳でもないのです。
棟の内部に雨漏りが発生してしまっていた場合、棟内部の棟土が湿り、その状態がずっと続くと、鬼瓦の固定線、固定線を固定する為の釘、もしくはビス(主に鉄製)を錆びさせてしまい、断裂してしまう事があるのです。
その際、錆びてしまった固定釘(ビス)が鬼瓦の重さに耐えれず、外れてしまい(そのような状態のときは、棟内部で朽ち果てて抜けてしまっています)落下してしまいます。
この瓦屋根の建物は、神社関係者の皆様や、神社の行事がある時に参加された方々の集まる会館です。
多くの方々が利用されるので、万が一にも鬼瓦が落下してしまったら、ただ事ではありません‥
安心安全を提供できるよう、慎重に作業を進めます!
まずは、鬼を接地固定する為の、銅線、固定釘を確認する為に、陸棟を解体していきます。
棟を全て解体しました。
固定銅線は、銅線の本数は少なめでしたが断線はしておらず、固定の釘もしっかりしていました。よかった…
既存の固定線もそのまま残しつつ、新たに今回は、ホルマル銅線(銅線に被覆してあり、劣化しにくい)をステンレス製のビスにて棟木(むなぎ : 小屋の頂部に取り付ける横木)に固定しました!
復旧完了です!
安定感がでたかな( ˊᵕˋ )
割れている瓦や、抜け落ちている瓦もあったので、修正できてよかったです!
半月鬼がズレてしまって、ひも丸が下がっていたので、元の位置に修正し、固定します。
雪が多く積もった時に、半月鬼が積雪のストッパーになり、積雪の荷重に耐えれずズレてしまう事があります(><)
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