
2025.06.15
鼻隠しと高さを調整 下屋にガルテクトを施工するにあたり、まず気を付けたのは既存の鼻隠し(はなかくし)の高さです 現状では板金が巻かれており、そのままだとガルテクトがきれいに納まらない状態 そこで、板金を一度きれいに剥がし、高さを調整してから再施工しました 野地にコンパネを新設! …

今回のご相談は、江南市にお住まいの60代女性の方から、知人の紹介を通じていただきました。築25年前後の2階建住宅にお住まいで、「スレート屋根の劣化と外壁の汚れが気になる」というお悩みをお持ちでした。お話を伺うと、屋根は25年間一度もメンテナンスをされておらず、外壁については10年前に一度塗装を施されたとのこと。
現調にはドローンを活用し、屋根や外壁の状態を詳しく確認。高所作業が不要なため安全かつ詳細な調査が可能です。
調査の結果、以下のような状態が確認されました。
屋根の状況:
スレート屋根にはヒビや割れは見られませんでしたが、北面にはコケやカビが目立ち、特に劣化が進んでいることが分かりました。
棟部の板金(屋根の頂点部分に取り付けられた金属部品)は、釘が浮いており固定力が低下している状態でした。これを放置すると、強風時に板金が外れる可能性があります。
外壁の状況:
木部の鼻隠し(屋根と外壁の間にある木の板)や外壁部分に色あせが見られ、雨水が浸透している箇所も確認。
特に外壁の北側には汚れが目立ち、塗膜の劣化が進んでいる様子でした。
屋根と外壁は、どちらも建物を守る重要な役割を担っています。しかし、メンテナンス不足が続くと、雨漏りや腐食が発生し、建物全体の寿命を縮める可能性があります。
例えば、コケやカビが生えた屋根をそのまま放置すると、内部に水分が侵入し、スレート材自体の強度が弱まります。また、釘が浮いている棟板金も、放置すると強風や地震で剥がれるリスクがあります。
一方、外壁に関しても、塗膜が劣化すると防水性が低下し、雨水の侵入を許してしまう可能性があります。これにより、内部の木材が腐り、さらなる修繕費用が発生する恐れがあります。
スレート屋根や外壁は、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、住まいの寿命を大幅に延ばすことができます。
特に注意すべきポイント
屋根の状態を10年ごとに確認する…屋根材や棟板金の劣化は、早期に発見すれば簡単な修繕で済む場合が多いです。
外壁塗装は10–15年を目安に…塗膜の劣化が始まるタイミングで塗装を施すことで、外壁を保護できます。
「まだ大丈夫」と思わず、小さな異常でも専門家に相談することが重要です。
今回の調査結果を踏まえ、以下のような提案をさせていただきました。
屋根のガルバリウム鋼板によるカバー工事
スレート屋根の上から新たに軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板を施工する方法です。
既存の屋根材を撤去しないため、工期が短く、廃材も少なく済みます。
外壁塗装
高品質な塗料を使用し、防水性や耐久性を高めます。
美観を取り戻し、外壁の寿命を延ばします。
このお住まいには60代のご夫婦と息子さんが同居されており、「あと20年は安心して住み続けたい」というご希望をお持ちでした。
私たちは、単に修繕を行うだけでなく、お客様の今後の生活を見据えたご提案を心がけています。これからも安心して住める住まいづくりをお手伝いさせていただきます。
まとめ
江南市でスレート屋根や外壁の劣化が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは現調から施工まで一貫して対応し、不安を解消するサポートをいたします。
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