
2025.03.24
軒先瓦の耐風補強工事について 瀬戸市内での施工となります!今回は、軒瓦と袖瓦の補強工事としてステンレスビスによる固定を行います🔩✨台風や強風などの自然災害に対し、屋根の瓦をしっかり固定することはとても重要です☝️特に、パッキン付きステンレスビスを使った固定方法は、耐久性と安定性を…

多治見市宮前町のお客様から「天井にシミができた」とのご相談をいただきました。築30年の2階建て住宅で、これまで特に問題なく過ごされてきたそうですが、最近シミを発見し、不安に感じてお問合せいただきました。
外壁やお庭などはとても綺麗にメンテナンスされていましたが、「屋根は見えないから分からない」とお話されていました。特に予算の心配をされていましたが、お隣やお向かいの方が当社で施工されて評判が良かったことから、信頼してご相談いただけたとのことです。
ドローンを使い屋根全体を撮影した結果、遠目には非常に綺麗な状態に見えましたが、拡大して確認すると以下の問題が見つかりました:
•瓦のズレ
S瓦が所々でズレており、重ね部分が少なくなっていて本来見えてはいけない釘の穴がみえていました。瓦がズレることで、雨水が侵入するリスクが高まります。特にS瓦は曲線の隙間ができやすいため、放置すると雨漏りの進行が早まる可能性があります。
• ケラバや棟の釘浮き
屋根端部(ケラバ)や頂部(棟)の釘が浮いていました。釘浮きはS瓦の固定力を低下させ、強風や台風時に瓦が飛散する危険性を増大させます。
また、南面に設置されている太陽光パネルの下部分については、直接確認できないため、慎重な検討が必要です。
S瓦はその美しい曲線デザインが特徴ですが、以下の理由でズレや釘浮きが起こることがあります:
1.長年の経年劣化
築30年ともなると、釘が緩んだり瓦の固定力が弱まることがあります。特にS瓦は曲線形状のため、風や雨の影響を受けやすいです。
2.気候や環境の影響
多治見市は夏場に高温多湿になるため、瓦や下地の木材が膨張・収縮を繰り返すことでズレが生じる場合があります。
3.太陽光パネルの影響
南面の太陽光パネル設置部分は通常よりメンテナンスが難しく、定期的な点検が不足するとリスクが高まります。
瓦屋根のズレや釘浮きを放置すると、以下のようなリスクがあります:
•雨漏りの悪化
瓦の隙間から雨水が侵入し、天井だけでなく壁や柱まで浸水する可能性があります。これにより、建物全体の劣化が進む恐れがあります。
•台風や強風で瓦の飛散
釘浮きや固定力の低下は、強風や台風の際に瓦が飛び散る原因となります。これにより、隣家や通行人への被害が発生するリスクも考えられます。
① 雨漏り部分のみS瓦の葺き直し
既存のS瓦を再利用し、雨漏り箇所を重点的に修繕します。コストを抑えながら、リスク部分を的確に対処できるプランです。
② 両面のS瓦葺き直し+太陽光パネルの脱着
全面的に葺き直しを行うプランです。南面の太陽光パネルの脱着作業が必要になりますが、屋根全体の耐久性を大幅に向上させることができます。長期的に安心して暮らせる選択肢です。
お客様も「しっかりとした工事をお願いしたい」とのお考えで、当社を信頼してご検討いただけることになりました。
S瓦はデザイン性と耐久性に優れた屋根材ですが、定期的な点検やメンテナンスが不可欠です。ズレや釘浮きは、見た目では分からなくても雨漏りや強風被害を引き起こすリスクがあります。
当社ではドローンを使った正確な調査とお客様のご要望に応じた柔軟なプラン提案を行っています。お住まいを守るためにも、気になることがあれば早めにご相談ください!
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