2025.11.30
人に貸したいので点検してほしいとご依頼 今回は瀬戸市水無瀬町のお客様より、「今は誰も住んでいない家なんですが、ゆくゆくは人に貸したいので、一度しっかり状態を確認したい」とお問い合わせをいただきました。 空き家の期間が少し続いていたこともあり、屋根の状態が気になったとのこと。こうし…
こんにちは😊
岐阜県関市で瓦屋根の葺き替え工事をご依頼いただいたお宅の続報です!
前回の現地調査では、瓦の劣化や雨漏りの前兆が見えてきましたが、今回はいよいよ本格的に 屋根の解体(瓦の撤去) を進めていきます!
まずは、既存の瓦と、その下に敷き詰められた大量の 葺き土(ふきつち)を撤去するところから始めます。
昔ながらの瓦屋根って、瓦を安定させるために“土”を使うんですよね。
この土が、とにかく重い…!!
瓦を剥がしていくと…
「えっ、こんなに!?」って言いたくなるくらいの土がゴッソリ登場します👀
屋根全体に敷き詰められているので、屋根が重くなる原因 No.1。
しかもこの重さ、地震の揺れを大きくしてしまうことにもつながるんです。
💡 土葺き屋根のデメリット
とにかく重い
湿気を含むとさらに重くなる
雨水で土が流れると瓦の固定力が落ちる
続いては屋根のてっぺん、棟瓦(むねがわら)の解体です。
現地調査でも、漆喰(しっくい)が剥がれて内部が見えてしまっているのは確認していましたが、
解体を進めると、案の定…内部の土もボロボロ😢
棟は雨水が入りやすく、湿気を溜めやすい場所なので、劣化が一番進みやすいんです。
「これは葺き替えして正解だったな…」と確信する状態でした。
瓦と大量の土を全部撤去すると、屋根の下地である野地板(のじいた)が登場します。
ここでしっかりチェックしていきますが…
やっぱりありました、野地板の腐食。
特に谷(たに)部分や、雨が溜まりやすいところは要注意ポイントです。
⚠️ 野地板の腐食とは?
長年、雨水が入り続けていたサイン
このまま放置すると屋根を支える木材まで傷む
お家全体の耐久性に影響してしまう
今回は、腐食した部分をしっかり交換・補強することで、
次の工程に安心して進める状態まで整えていきます💪
築35年のお宅の瓦屋根は、見た目以上に劣化が進んでいました。
今回の解体作業で分かったことは…
土葺き屋根はとにかく重い
湿気や雨水で内部の土が崩れる
下地の腐食は外からは分からない
放置すると建物全体に影響が出てしまう
でもご安心ください✨
見つかった問題点はすべて把握できましたので、
このあと下地補修 → 防水シート → 新しい軽量屋根材 へと、
しっかり工事を進めていきます!
次回は、腐食した下地の補修の様子や、最新の防水シート施工についてお届けしますね😊
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