
2025.02.15
多治見市内での現場となります!既存の瓦を使用の棟の積み直しとなります!この度は弊社にご依頼頂き、ありがとうございます🙇安心、安全、丁寧な仕事をさせて頂きます!よろしくお願い致します🙇 今年は珍しく雪が多いです。 2月前半寒かったですね🥶毎朝のように雪が積もっていたような気がします…

多治見市宮前町のお客様から「天井に雨染みができた」とのお問合せをいただきました。築30年の2階建て住宅で、これまで特に問題なく過ごされてきたそうですが、最近天井にシミを発見し、不安を感じてご連絡いただきました。
今回のお宅の屋根には「S瓦」が使用されていました。S瓦は独特の曲線が美しい形状で、デザイン性が高く、和洋問わずさまざまな住宅に採用されている瓦です。
しかし、年数が経つとズレや釘浮きが発生することがあり、雨漏りの原因となることもあります。
屋根全体のお見積りと雨漏りしている面のみのお見積りを提案させていただき、いろいろと悩まれ、雨漏り面のみの工事をご決断!
相見積もりが3社ある中、「他社の話も聞いたのですが、ご近所でも評判が良い工事店と聞いているので、安心してお願いできます。」
とのことで、当社を選んで頂きました!
使用材料:
•防水シート:日新工業「カッパルーフ2号」
(他社より良いものを使う、そしてコストパフォーマンスが高いため、弊社は「カッパルーフ2号」をご提案させて頂いております。)
•流水テープ(キズリとも呼ばれる)
•桟木(さんぎ):檜材(ひのき)
桟木とは瓦を設置する時に引っ掛けて固定するための材
•ステンレス釘
•ナンバン漆喰(モルタル)
今回ご相談をいただいたのは、多治見市宮前町にお住まいのお客様、早速現場調査。
「天井に雨染みが出てきて、雨漏りが心配で…」と不安そうな声でお電話をいただきました。
お話を伺うと、「外壁塗装も何回かやり、お庭は自分たちで手入れしてきたけれど、屋根は全然見えないので気にしていなかった」とのこと。
上側の面の屋根の雨漏りが気になるとのことでしたので、ドローンで調査開始!
•S瓦のズレ:瓦がずれて重ね部分が少なくなり、雨水が入りやすい状態。本来見えてはいけない部分(釘のを止める穴が2か所確認できます)
こういったところから雨漏りする可能性があります!
•防水シートの劣化:防水機能が低下し、雨水が侵入していた。
防水シートの寿命は一般的なもので10年くらいです。
瓦は大丈夫でも、瓦の下に引いてある防水シートが劣化していると防水シートの効果が弱まり、雨漏りの原因となります!
調査結果をもとに、修繕プランを2つご提案しました
工事の提案内容
①雨漏り箇所のみの葺き直し
既存の屋根材を再利用し、必要最低限の範囲を修繕。
コストを抑えたい方に最適です。
②屋根全体の葺き直し
屋根全体を修繕し、耐久性を大幅に向上させるプラン。
南面の太陽光パネル脱着が必要なため、やや高コストですが長期的に安心です。
予算をなるべく抑えたいとのことでしたので、この2つのご提案をさせて頂きました。
~葺き直しと葺き替え工事の違い~
既存の屋根材を再利用する「葺き直し工事」に対し「葺き替え工事」は既存の屋根材を撤去し新たな屋根材を導入する工事です。
今回はお客様のご予算や今後のライフプランの関係で①雨漏り箇所のみの葺き直しを行うことになりました!
☆なぜ葺き直しの工事が必要なのか
下地の防水シート(ルーフィング)が劣化しているため、防水シートの交換や既存の防水シートの上に新しい防水シートを張ることが必要です。
防水シートは
野地板
↓
防水シート
↓
流水テープ
↓
桟木(さんぎ)
↓
瓦
という順番になっております。
防水シートを張り替えるには瓦をめくらないといけないという事になるんです!!
1. 瓦めくり
まずはS瓦を一枚一枚取り外し、再利用可能な瓦を丁寧に仕分けしました。割れや欠けがあるものは除外し、再配置に備えます。
瓦は焼き物(陶器)なので半永久的にな屋根材です。
2. 防水シートの施工
防水シートには、耐久性に優れた「カッパルーフ2号」を使用。屋根全体をしっかりカバーし、雨水の侵入を完全に防ぎます。
今回は交換ではなく既存の防水シートの上に新しい防水シートを張る増し張りという方法で施工しました。
3. 流水テープ貼り
シートの継ぎ目には流水テープを貼り付け、防水性能をさらに強化しました。
4. 桟木(さんぎ)の取り付け
瓦を固定するための桟木には、耐久性の高い檜材(ひのき)を採用。これにより、瓦のズレを防ぎ、耐久性が向上します。
5. 瓦の再配置
最後に既存のS瓦を再配置。
ステンレス釘でしっかりと固定し、台風などの強風でも瓦が外れないよう施工しました。
工事完了後、お客様に仕上がりをご確認いただくと、以下のようなお言葉をいただきました。
•「屋根の写真を見せてもらえて、見えない部分の状況が分かって良かった!」
•「コストを抑えてしっかり直してもらえたので、お願いして本当に良かったです」
完成した屋根は、S瓦の美しさを保ちながら、耐久性・防水性が大幅にアップ。これで雨漏りの心配もなく、安心して暮らしていただける仕上がりとなりました。
屋根は普段見えないからこそ、放置されがちですが、雨漏りのリスクは少しのズレや釘浮きから始まります。
今回のように早めの調査・修繕で、安心して暮らせる住まいを取り戻すことができます。
「天井にシミがある」「屋根の状態が気になる」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当社では丁寧な調査と分かりやすいご説明で、お客様に安心していただける工事をご提供します!
当社で行った施工事例をたくさんご紹介しておりますので、
ご興味がございましたらぜひ見てみてください♪
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