ご相談と現地調査の背景

瀬戸市にある築29年のお宅では、訪問販売の方から「屋根の棟にズレがある」と指摘を受け、ご心配になったとのご相談をいただきました。
「見た目だけでは分からない不具合があるかもしれないので、一度ドローンで詳しく確認してほしい」とのご要望で、早速現地調査を実施しました。

現場調査結果と専門的な解説

① 棟とは？

屋根の「棟（むね）」とは、屋根の最も高い部分で、左右の屋根面が合わさる重要な部分です。瓦を固定し、雨風から屋根を守る役割を担っています。

② 調査結果：棟にズレがある

ドローン調査の結果、棟部分に明確なズレが確認されました。
このズレは経年劣化や漆喰の劣化、強風による衝撃が主な原因と考えられます。

③ なぜ棟がズレるのか？

• 劣化の影響：漆喰が硬化・ひび割れを起こし、瓦をしっかり支えられなくなる

• 外部環境の影響：強風や台風で固定部分が外れてしまう

• 施工の影響：過去の修理や施工不良が長期的に影響する場合も

放置するとどうなる？リスクと注意点

棟がズレたまま放置すると、次のようなリスクがあります：

• 雨漏りの発生：ズレ部分から雨水が侵入し、屋根内部や壁に被害

• 屋根全体の耐久性低下：固定力が弱まり、他の部分にも影響

• 安全性の低下：瓦の飛散による近隣への危険

ご提案：棟の積み替え工事で未来の安心を

お客様は「予算はあるので、必要な部分だけしっかり直したい」とのご希望。
そのため、私たちは【棟の積み替え工事】をご提案しました。

棟の積み替え工事とは？

劣化した漆喰や接合部を撤去し、新しい材料で棟を積み直す工事です。
これにより、瓦がしっかり固定され、雨風への耐久性が大きく向上します。

メリット

• 雨漏り防止：確実な固定で雨水侵入を防ぐ

• 耐久性向上：最新の材料で長期的な安心を確保

• コスト面：全体葺き替えよりも費用を抑え、必要箇所だけを修繕可能
  
  また、将来的な雨漏り防止のため、定期的なメンテナンスのご案内も行っています。

「今のうちに直す」ことが未来の安心に

築29年の屋根は、まだ修理で寿命を延ばせる可能性があります。
棟のズレを放置すると、雨漏りや耐久性低下、そして大掛かりな工事につながるリスクがあります。

だからこそ、早めの点検と【棟の積み替え工事】による的確な修繕が大切です。

もし屋根に「気になるところ」がある方は、まずは無料のドローン点検から始めてみませんか？
見積もりも無料ですので、お気軽にお問い合わせください。